酸素不足で睡眠の質が下がるとどんな影響があるの?

慢性的な頭痛で悩まされている方の中には、睡眠の質の低下が関係しているケースがあります。

その原因の一つが「酸素不足」です。

私たちは睡眠中も呼吸を続けていますが、鼻づまりや口呼吸、姿勢の悪さによって呼吸が浅くなると、身体に十分な酸素が取り込めなくなります。

すると脳は酸素不足を補おうとして覚醒反応を起こし、睡眠が浅くなります。

本人は気づいていなくても、夜間に何度も目が覚める状態が続くことで、身体を回復させるために必要な深い睡眠(ノンレム睡眠)が減少してしまいます。

深い睡眠が不足すると疲労が回復しにくくなり、自律神経のバランスも乱れやすくなります。

さらに呼吸が浅い状態では、首や肩の筋肉が呼吸を補助するために過剰に働きます。

その結果、

・首や肩の筋肉が緊張する

・血流が低下する

・筋肉内に疲労物質が蓄積する

といった状態が起こり、緊張型頭痛につながることがあります。

また、睡眠不足そのものが脳の痛みを感じる感受性を高めるため、頭痛が起こりやすくなることも知られています。

つまり、「酸素不足」→「睡眠の質の低下」→「疲労蓄積・自律神経の乱れ」→「首肩の緊張」→「頭痛」という悪循環が生まれてしまうのです。

頭痛を改善するためには、首や肩のケアだけでなく、呼吸の状態や睡眠の質にも目を向けることが大切です。

緊張型頭痛について